風水@Marina


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巒頭(らんとう)

玄空飛星派風水(フライングスター風水)

風水と環境(巒頭 らんとう)

風水で環境を見るときには、建物の外の環境と、家の中のインテリアとに分けられます。外の環境とは山、地形、水、川の流れ、道路、建物、山、その土地の形などです。家の中では家具の配置などです。それらは私達の住む環境に影響しています。
巒頭派風水とは建物の外の環境を見ていくことです。主に山や川など地形の条件などから判断しますが、現在ではビルや道路なども外の環境を判断します。

古代より、風水では山から作り出されるエネルギーはうねりながら流れてきて水の位置で留まる、と考えられていました。つまり、その土地に ”エネルギー” がどのように流れ、そして止まるのかを読み取り、そのエネルギーが留まる場所を選んで活用(生活・仕事)していたのです。

しかし、外の環境である山や川などはインテリアと違い位置を変えることができません。そのため、これから住居・会社を土地選びからはじめる方は山や水(川など)の配置を調べ、よいエネルギーを活用できる場所を選択することから始めます。
逆に既存の住居・会社の場合は、既にある建物に対する山や水(川など)などの環境が及ぼす影響を判断します。
そしてそれぞれ状況に応じた処方をしていきます。

では、実際の山や水、川を見て判断するのかというとそればかりではありません。
自然の多かった古代と現代の環境には多くの違いがあり、ビルも高くなり道路も張り巡らされていいます。都会と田舎でも同じ判断基準を使うことは難しいことは想像できます。そのため、山と水の配置を、ビル(山)、道路(水)などとして判断していきます。

そして、環境から悪い影響を受けるものがあるなら、風水改善のルールに従い悪い影響を抑えるように改善します。

改善の方法は、家具などの配置を変更したり、大掛かりなところではリフォーム、又風水アイテムを使う場合もあります。

巒頭派風水(らんとうはふうすい)

風水ではこの外部も内部も含めた ”環境” から判断する風水のタイプの事を巒頭派風水(らんとうはふうすい)と言います。いくつかある風水のタイプ(派)の中の一つですが目に見えるものを重点に判断していくのが特徴です。

環境は良いエネルギーも悪いエネルギーも作り出します。玄空飛星派風水でいくら良い気が流れていると判っても、悪いエネルギーが作り出される作り出される環境ではその分割り引く必要があります。ですから、巒頭派風水、玄空飛星派風水(フライングスター風水)とともに総合的に判断する事が必要です。