風水アイテム

風水のアイテムにはいくつかパターンがあります。
一つ目は、伝統的な言われから財運、仕事運の意味を持たせてあるアイテム。
二つ目はアイテムに五行の意味が当てはめられているもの。その中間のものもあります。
3つ目は身近なグッズに五行の意味を持たせてあるもの。です。
普通、風水を実践する場合、これらのグッズにはお金をかけることはありません。
これらは、一般的に風水グッズとして売られているものの中で購入するものを選ぶときの参考になると思います。
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獅子 しし
中国の宮殿の前で、敵や害、邪悪なものから守るために置かれていました。そこから魔や邪気が内部に入らないように、建物の前のエネルギーを守ってくれると考えられています。ライオンではなく獣の王者であり、霊獣の一つです。同じような霊獣の中に狛犬とシーサーがあります。狛犬の中には木でできたものもあるようです。
獅子には雌雄があり、ボールを持っているのが雄、子供を持っているのが雌です。
家の外に配置し、居住内や住人に向けておかないようにします。一段高いところに置くのがよいとされています。そのため台に乗った獅子が多いです。雄の獅子は家の中から外を見て見て左手、雌の獅子は家の中から外を見て右手に配置します。
貔貅 ひきゅう
中国古代神話上の瑞獣(ずいじゅう)の一つ。邪悪、殺を防いでくれる。貔貅は財を食べてもお尻の穴がなく「財」が排泄さない」つまり出さずに溜まる、と言うところから財と関連して考えられています。
翼の有無で雌雄の区別をつけます
三脚蟾蜍
さんきゃくせんじょ
三本足の蛙。金蟾(きんせん)とも言う。
もともと悪い動物だったが、劉海仙人(中国の八仙人の一人)に負けて改心させられた。その後、財をかき集めて貧しい人の前で吐き出したと言われる。そのため家の外側に向けると外に財を吐き出してしまうという意味になるので内側に向けることが重要です。
背中に北斗七星が乗っているものが多い。
麒麟 きりん
龍に並ぶほどの力を持ちますが、害はなく穏やかな動物です。仁慈の心を持つ君主が生まれると姿を現すという一角の霊獣。また、龍の息子と言われていて、姿は龍の頭、魚の鱗、牛の尾、鹿の蹄、二本の羚羊の角を組み合わせて持っています。
慈悲の心で穏やかに鎮め、周囲の気を安定させてくれるということから、人に不快感や不安感を与える、尖った物体、長い直線の道路、道が湾曲してその外側など、悪い影響から人を守るために使われます。普通はペアで使われていて、麒麟の麒は雄を、麟は雌を表します。キリンビールさんのロゴに使われています。
金銭剣
きんせんけん
古銭で剣の形を作ったもの。
コンクリートの梁の下で寝るのは良くないとされています。その梁の下に古銭剣をぶら下げることで、悪い影響を抑えることができると言われています。

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古銭
中国清朝第3代皇帝順治帝から第8代道光帝の時代は権力が強く、その時に発行された硬貨。普通はレプリカを使っています。
玄空飛星派風水では病気の星2の悪い影響に対してこの古銭を6つつなげた六帝古銭を使います。
玄空飛星の2、六帝古銭の6、のそれぞれの数字には五行で象徴する意味を持ちます。
その意味から、病気の星2の影響を解消するようにしてあるのが六帝古銭です。
カーペットの下に置いても大丈夫です。
銅風鈴
玄空飛星派風水で最も好ましくない星5の影響を解消するのに使います。
金属音が頻繁に鳴るようにすることが重要です。星5は五行では土を意味していて、土の悪いエネルギーを減らすためには金の五行を使います。その金の五行にあたるものが風鈴の金属の音です。五行塔という風鈴もみかけますが、これは五層の部分が金の意味を強めるためです。
龍亀 りゅうき
ロングイとも言われる。中国の伝説上の瑞獣で体が亀で頭が龍。龍亀の甲羅の上には子亀がのっています。そしてお金の上に座っているものが多いです。
亀が寿命、龍が決意と勇気、子亀は子孫、お金は財を意味しています。
これらのことから財運に関係する事、それと太歳(たいさい)方位という、毎年やってくる悪い方位の影響を解消するのに役立つといわれています。 
瓢箪 ひょうたん
瓢箪は中国の八仙人の一人である李鉄拐(りてっかい)が携帯しているものとして描かれています。
瓢箪は昔に薬を入れる道具としても使われていました。そのためか病気の苦しみからの解放や長寿を表すとも言われます。
日本でも神社・仏閣などに収められたり、両縁結びや不沈の御守り(水の神様)という縁起物としても扱われているので身近なものかもしれません。
玄空飛星派風水においては病気と障害を象徴する星2の影響を解消するために使います。
文昌塔
学問での成功をサポートすると言われています。中国で難関とされる科挙という試験に合格するためにこの塔で勉強したとか、道教の勉強のための塔で学問を象徴するなど諸説あるようです。
大切なのは、配置する場所です。そのポイントは風水からの方位、四柱推命からの方位のいずれかに配置することです。
また、家の外に高い塔が見えるならわざわざ文昌塔をおく必要はありません。
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ラッキーバンブー
ミリオン・バンブー、万年竹などとも言われる。ドラセナ科の植物ですが水だけで育つものです。星7を解消するのに使われます。使う本数は3本です。7(金)、3(木)、1(水)、が五行の意味を示していて、現在良くないエネルギーの星7を解消することができます。
色と素材
例えば赤は火、陶器は土を表します。火と土は木のエネルギーを消費させることができます。そのため星3,4の悪い影響を抑えるという意味になります。身近なもので赤い陶器があればそれをインテリアの中に入れます。
塩水
塩は浄化するなどと言われていますが、ここでいう塩水は五行の関係から来ています。
ガラスのビンに塩水を入れて悪い星の影響を抑えるために使います。
噴水
お水は風水には欠かせないものです。財運をさらに向上させるため良い星の位置に噴水を配置したりします。噴水がなくても水が循環するようなものなら代用できます。
しかし、寝室にとって良い星には使えません。

予備知識~
風水というのはグッズを置くことが先ではなく、気の改善が先です。例えば健康診断を受けて、悪いところを見つけ、適した薬を処方するというのが普通です。
風水も同じで、風水師が状態を判断し、悪いところを見つけ、風水処方をします。風水グッズを薬と仮定すると、診断なしに薬だけを飲めば、効果がないだけではなく時に害になることも判ると思います。